電機大手、リオ五輪へ放送機器商戦 パナやキヤノン、現地で技術力アピール (1/3ページ)

2015.8.28 06:28

リオデジャネイロ五輪のロゴを前面に出したパナソニックのブース=26日、サンパウロ(藤原直樹撮影)

リオデジャネイロ五輪のロゴを前面に出したパナソニックのブース=26日、サンパウロ(藤原直樹撮影)【拡大】

  • キヤノンが出展したプロペラを8枚搭載して空中を飛行しながら撮影できるカメラ=26日、サンパウロ(藤原直樹撮影)

 来年夏に開かれるリオデジャネイロ五輪を前に、電機大手がテレビカメラなど放送機器の開発を加速させている。ブラジル・サンパウロで25日に始まった展示会では、日米欧などから100以上の企業・団体が出展し技術力をアピール。ブラジルは地上デジタル放送の規格に欧州、米国方式ではなく日本方式を採用しているだけに、日系企業の期待は高まっている。

 放送技術は、1992年のバルセロナ五輪でデジタル放送開始、2004年のアテネ五輪でハイビジョン化、12年のロンドン五輪で3D(立体)放送実現など、五輪ごとに進化してきた。今回の展示会「SET EXPO2015」は27日までの開催で、リオ五輪の前哨戦でもある。

 展示会でひときわ目立ったのは五輪のロゴを掲げたパナソニックのブースだ。五輪トップスポンサーであることをアピールして五輪の映像を流し、過去の五輪における機材開発の歴史を紹介した。

「地デジ化に伴う機材更新需要の半分以上を取り込みたい」(パナソニック)

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