電気の買い方・売り方いろいろ エネルギー業界の自由競争、これからが本番 (1/4ページ)

2016.5.29 07:10

中小スーパーチェーンを取り次ぎ窓口とした「スマ電」を店頭でPR=京都市左京区の「生鮮館なかむら」里の前店

中小スーパーチェーンを取り次ぎ窓口とした「スマ電」を店頭でPR=京都市左京区の「生鮮館なかむら」里の前店【拡大】

 4月にスタートした電力小売り全面自由化。家庭も電力会社を自由に選べるようになり、電気の買い方、売り方にもバリエーションが出てきた。電力業界に新規参入した企業「新電力」の中には、スーパーマーケットの窓口で契約すれば特典でたまご1パックを進呈するところもある。また、太陽光など“再生エネ”を売りにイメージアップを図る会社も。来年度には都市ガスの小売り全面自由化が迫り、エネルギー業界を取り巻く自由競争はこれからが本番だ。(藤谷茂樹)

 特典はたまごパック

 携帯電話ショップ、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア…。電力小売り自由化によって最も変わったのは、町中のさまざまな場所で電気の契約ができるようになったことだろう。

 そんななか、家庭と身近なスーパーマーケットに着目した企業もある。アイ・グリッド・ソリューションズ(東京)だ。地域密着型の中小スーパーチェーンの店舗に取り次ぎ窓口を置いてもらい、電力販売「スマ電」を展開している。

 今のところ関西では「生鮮館なかむら」、「ボトルワールドOK」、「にしがき」などがスマ電に参加。新規契約者への特典も、たまご1パックなど生鮮スーパーならではのプレゼントだ。

これまで一般消費者との接点を持ち得ない事業だったが…

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