東芝、横浜市で自立型水素エネ供給システム 災害時の非常用電源に期待 (1/2ページ)

2016.4.22 06:22

東芝が横浜港流通センターに設置した自立型水素エネルギー供給システム=21日、横浜市鶴見区

東芝が横浜港流通センターに設置した自立型水素エネルギー供給システム=21日、横浜市鶴見区【拡大】

 東芝は21日、横浜市港湾局の横浜港流通センター向けに受注した自立型水素エネルギー供給システムが運転を開始したと発表した。このシステムは太陽光発電や水素を活用し、二酸化炭素(CO2)を排出せず、電力を安定的に供給できる。横浜市は、このシステムを災害時の非常用電源として活用する実証実験などを行っていく。

 東芝が提供するシステムは水電解水素製造装置、水素貯蔵タンク、燃料電池、蓄電池、貯湯タンクで構成されている。

 太陽光発電から供給される電力で製造した水素を水素タンクに貯蔵。災害時にライフラインが寸断した場合、タンクの水素を使用して燃料電池で発電する仕組みとなっている。

雨が降って、太陽光発電が利用できない場合でも…

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