「レクサスを退屈とは言わせない」 無難さを捨て…本気のモデルはこれからだ (3/5ページ)

2016.4.23 17:05

豊田章男・トヨタ自動車社長
豊田章男・トヨタ自動車社長【拡大】

 レクサスをアメリカブランドから脱皮させるためには、プレミアムセグメントの本拠地であるヨーロッパ市場で成功を収められるようなクルマづくりに変わっていかなければならないのだ。

 レクサスならではのファッション性を打ち出す

 レクサスインターナショナルのトップであるプレジデントを務めるのは、トヨタ全体のデザインディレクションの責任者でもある福市得雄。レクサス25周年の2014年、豊田社長から「レクサスを変えてほしい」と言われて就任した福市は、レクサス飛躍のためのビジョンを次のように語る。

 「クルマを発明したメルセデス・ベンツをはじめ、ジャーマンスリー(ドイツプレミアム御三家)が地元にある欧州市場の顧客にあえてレクサスを選んでいただけるようなクルマづくりは、もとより困難な道で、普通のことをやっていても勝てない。その壁を突破する鍵となるのはまず、彼らと違う、他にないクルマづくりをすること。性能や品質ももちろん大事ですが、それと並んで重要視しているのは、レクサスならではのファッション性を出すことです」

特徴だった柔和さを捨て、攻撃的なデザインに一変させた

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