しかし、280馬力のターボエンジンと18インチタイヤを組み合わせるフォレスターのターボ車は、今回の大幅改良により、ブレーキ制御を利用して旋回におけるトレース性を向上させる「アクティブ・トルク・ベクタリング」を採用しているのがニュース。
さらに、ステアリングギア比のクイック化(15.5から14.0)に合わせたシャシーのセッティングにより、ステアリング操作に対する車両の反応(横Gの発生)を早めているというのも変更点として注目されるところ。
ターボのフォレスターを試乗したのは、そうしたセールスポイントが公道でどのように効果を発揮するのかを感じてみたいと考えたからなのでした。
また、前後サスペンションともにショックアブソーバーとバネレートを変更しているほか、リアサスペンションにおいて、ダンパーレバー比の変更、スタビライザー取り付け位置の最適化など乗り心地改善の変更をしています。