Amazon連携で成約率アップ 「ログイン&ペイメント」導入サイト拡大 (1/3ページ)

2015.11.29 07:12

アマゾンジャパンディレクター、セラーサービス事業本部事業本部長の星健一氏

アマゾンジャパンディレクター、セラーサービス事業本部事業本部長の星健一氏【拡大】

  • 1つのIDで買い物ができるメリットを話すパトリック・ゴティエ氏

 総合オンラインストアのAmazon.co.jp(アマゾン)が事業者向けに提供しているサービスで、アマゾンのアカウントを持つユーザーが、アマゾン以外のサイトで簡単に商品を購入できるようにする仕組みを利用するサイトが、これまでに約200となった。5月に「劇団四季」のチケット販売や、飲食物の出前をオンラインで受け付ける「出前館」で始めたもの。ショッピング利用者の利便性が高まり、注文の成約率向上につながると分かって、参加サイトを大きく増やした形だ。

 「世界で最も人通りの多い商店街に参加できるのは光栄」。5月から「Amazonログイン&ペイメント」でのチケット販売を始めた際に、「劇団四季」運営会社の四季社長を務める吉田智誉樹氏は、アマゾンユーザーという大きな市場に向けて“店”を持てる意義をこう語った。

 アマゾンが持つユーザー認証や決済の仕組みを使って、オンライン販売を行えるようにする仕組みが「Amazonログイン&ペイメント」。日本では5月から提供がスタートし、これまでに、食品・雑貨、メンズ・レディースファッション、インテリア雑貨、アンティーク家具など多彩な業界が導入した。9月1日に、ネットショップの構築や運用をサポートするパートナー企業で、「Amazonログイン&ペイメント」に関する機能の提供を始めたことも、導入サイトの拡大を後押しした。

導入によってどのような効果があったのか…

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