上司から理不尽な扱いを受け続けた時に、部下がとるべき最終手段 (1/5ページ)

2015.11.1 17:05

 ■連載/あるあるビジネス処方箋

 今回は、上司から理不尽な扱いを受けたりした時に、部下が自分の身を守るための言動について紹介したい。中には、少々、過激なものもあるかもしれないが、いずれも私自身の経験や取材で聞いたもので、効果があったと思われるものである。上司と話し合いをしても解決しない場合や、話し合いの場すら作ってもらえない時には、これらの言動を選択することも検討してもいいだろう。ただし、くれぐれも慎重に考えた上で、自身の責任の範囲内で決断してほしい。

 1.黙って無視する

 上司から理不尽な扱いを受けた時、ひたすら黙ってしまう。仕事の会話をしないことはもちろん、挨拶すらしないようにする。一応は、仕事を黙々と処理していくが、それ以上は一切、誰とも関わらない。徹底して、上司を黙殺するのだ。じっと黙り、上司がご機嫌をとりにこようとも、無視して、黙り続ける。1か月、このままいると、上司だけでなく、周囲の社員たちも腫れ物に触るような接し方をしてくるはずだ。職場では完全に浮いた存在となってしまうことが予想されるが、このように黙り続けることもひとつの方法である。上司から理不尽な扱いを受け続けるのは、「反撃をしない奴」とか、「何をしても反論してこない奴」と思われているからだ。「反論しない」とは、言い返すことだけを意味するのではない。黙って無視することも、立派な「反論」なのだ。

40代の後半の部長に対し、一度だけ、こういう態度をとったことがある

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