高齢化社会のセックス事情 「死ぬまで男と女」「生きている」生命を実感 (1/10ページ)

2015.10.31 17:20

 「性は生まれてから死ぬまで、生きるエネルギーなのです」と北村邦夫医師は語る。長寿のためには、恋愛とスキンシップは欠かせない。ラブホテル、お見合いパーティー、風俗のシニア向け最前線を追った。

 男女が出会う絶好の機会は同窓会

 「つき合っている女性は同じ年の66歳。高校のときの同期生です。彼女は男子生徒に人気があって、僕は憧れていても彼女を遠くから眺めているだけでした。2年前の同窓会で思い切って声をかけ、今ではホテルに一緒に行く関係に発展しました」

 すでに気心が知れている相手が集う同窓会は、男女が知り合う絶好の機会だと話すのは、機械メーカーの元部長だった和田英治(仮名)氏だ。

 「大学を卒業して会社勤めを42年間してきましたが、体裁をつくろい、世間に気ばかり使って日々を送る生活でした。ありのままの自分にもどって笑ったりはしゃいだりできる昔の仲間はありがたかった。その流れで彼女と次に会う約束をし、食事に行って、しかも彼女から手をつないでくる。嬉しかったですね」

こんな幸せ、人生にあるとは思わなかった…

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