マツダ「RX-VISION」市販化へ熱い思い “魂動”生みの親「絶対に実現させる」 (4/4ページ)

2015.11.2 06:30

「RX-VISION」に込めた思いを語る、デザイナーの前田育男氏=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)

「RX-VISION」に込めた思いを語る、デザイナーの前田育男氏=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)【拡大】

  • マツダ独特のカラー「ソウルレッド」が映える「RX-VISION」=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)
  • マツダ「RX-VISION」のインテリア=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)
  • マツダの「RX-VISION」=東京ビッグサイト(撮影:大竹信生)
  • マツダの「RX-VISION」
  • マツダの「魂動デザイン」を反映させた新世代のラインアップ
  • 1967年に発売した「コスモスポーツ」を通じて、世界で初めてロータリーエンジンの実用化に成功

 前田氏は「RX-VISION」を作った意義についてこう話す。「マツダにはこのようなクルマが必要です。大人のクルマの文化を創って、カッコよく使ってもらえるものを提供するのが私たちの役割だと思っています」

 最後は「RX-VISION」の将来的な市販化を期待させる発言も飛び出した。「私がデザイナーになったのはスポーツカーが作りたいからです。このクルマのターゲットユーザーは私です。夢で終わらせるつもりで作っていません。絶対に実現させるという強い思いで作りました。あ、言っちゃった…」

 この発言に、同席した開発担当の藤原清志氏と販売・マーケティング担当の毛籠勝弘氏から「イエローカードだ」と“ツッコミ”が入ると、司会を務めた女性社員からは「レッドカードですね」のキビしい一言。苦笑する前田氏を前に、ブースを埋めたファンからは期待を込めた歓声と拍手が一気に沸き起こった。

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