エアコン商戦が熱を帯びてきた。
専業のダイキンは、従来機比5倍の除湿量を持つ「プレミアム冷房」をミドルクラスまで今期モデルに搭載した。冷房時の温度と湿度のコントロールという空調の基本性能から訴求を展開する。
センサー技術にこだわる三菱電機は、手足温度を読み取る「ムーブアイ極」の認識範囲を360度とし、死角のないセンシングで制御力をアピール。また据え付けに優れた本体高さ250ミリの「Lシリーズ」もラインアップに加える措置を講じた。
東芝は、強みの空気清浄機能をさらに強化して「プラズマ空清」の適用床面積を16畳に拡大。加えて扇風機並みの省電力「エナジーセーブ」により、省エネと空気の質でアプローチを進める。