時計、ツール、計測器の「3つの顔」
アップルジャパンが10日、都内で開いた発表会で、アップルウオッチを実際に試してみた。時計の竜頭に相当する「デジタルクラウン」などを用いた操作は新しい感覚だ。もっとも、端末を使って「できること」はスマートフォンと重複するものが多い。アプリの充実などで、アップルウオッチならではの機能がどの程度広がるかが、普及のカギになりそうだと感じた。
アップルウオッチには3つの顔がある。(1)画面を自由にカスタマイズできる時計(2)コミュニケーションツール(3)健康や運動に関する計測機器-だ。
時計のカスタマイズでは、文字盤の色や4隅に配置する情報を選べる。デジタルクラウンを回すと、時計の目盛りの色が、文字通り時計回りに変わっていくように、色を選ぶ作業一つとっても、利用者が楽しめるようにつくられていると感じた。情報は日付や気温、月の満ち欠けなどがある。