ソニーは12日、耳に装着し、ランニング時の心拍数と連動した音楽再生を行うウエアラブル端末「スマートビートトレーナー」を3月7日に発売すると発表した。走った距離や消費カロリーを計測する機能もあり、使用者がトレーニングを楽しく、効率的に行えるように手助けする。
事前に目標となる心拍数を設定。それより高い時は音声で注意を促すほか、遅いテンポの曲を流すなど音楽が自動的に切り替わる。ダイエットなら心拍数は低め、持久力を上げたい場合は高めなど、ランニングの目的によって目標は変わってくるという。
43グラムの機器に6種類のセンサーを搭載。走った距離や時間、スピード、消費カロリー、心拍数、走行ルートなど11種類の情報を記録できる。
スマートフォンのアプリ(応用ソフト)と連携するが、スマホを持って走る必要はない。運動具メーカーのアシックスによるトレーニングメニューなども用意した。市場想定価格は2万9160円前後。