カフェ「プロント」を展開するプロントコーポレーション(東京都港区)は29日、紅茶メニュー「シングルエステートセイロンティー スリランカ“ウィキリア農園”」を11月10日から全国のプロントで販売すると発表した。その後も紅茶メニューを拡充し、現在、10%程度の紅茶のメニュー比率を20%に引き上げる。
同社の竹村典彦社長は、「コンビニエンスストアのカウンターコーヒーに顧客を取られている面もあり、紅茶メニューで女性を中心に新規の顧客獲得を狙う」と、紅茶強化の狙いを説明する。
今回投入する「ウィキリア農園」は、単一農園で収穫された茶葉のみを使用した。ティーポットで提供し、価格は290円。今後、持ち帰り用カップに入れた牛乳入り紅茶「ティーラテ」なども追加する。