キリンビバレッジが紅茶飲料の景品として配布した中国製マグカップで、熱湯を注ぐと破損する恐れがあるとして27日、自主回収に入った。昨年12月にはローソンが景品として配布した中国製マグカップで、ほぼ同様のトラブルが起きた。両社のケースとも苦情の連絡が多数あり、やけどを負った人も出て回収騒動となった。
破損の原因ははっきりしていないが、ともに中国製で、破損の症状が酷似している。
キリンビバレッジは今月中旬から紅茶飲料「午後の紅茶」の景品として、ミッキーマウスや「アナと雪の女王」などのディズニーキャラクターがプリントされた6種類のマグカップ合計30万個を配布した。もらった人から「熱湯を入れるとひびが入った」などの苦情が計10件あり、1人は軽いやけどを負ったという。
キリンビバレッジではこれを受けて自主回収を決め、マグカップ1個に対して、500円分のクオカードと交換する。