東京都渋谷区の米アップルの直営店「アップルストア表参道」では、携帯電話会社を自由に選べるSIMフリー版の「iPhone(アイフォーン)6/6プラス」を求める複数の中国人グループの姿が目立った。
今回、日本で初めて発売されたSIMフリー版は海外でも自由に使える。中国では「6」の発売日が決まっておらず、日本で発売される端末をそのまま高く転売しようとする動きがあるという。
実際に中国のオークションサイトでは、日本で発売されるSIMフリー版の「6」の代理購入の広告が掲載されている。表参道の行列には、こうした転売目的の中国人グループが多いとみられる。
アップルストア表参道では、この日、在庫の問題もあり、1人2台までの購入とした。列に並んでいた中国人グループの1人は、「(アップルは)もっと大量に買えるようにしてほしい」と訴えていた。