【ITビジネス最前線】インド通販 スナップディールに脚光 (3/6ページ)

2014.3.4 07:12

 登録を済ませ、晴れてスナップディールで販売を始めた売主は、商品発送や様々な決済手段に煩わされることはない。スナップディールがアマゾンの提供するアマゾン・フルフィルメントに似たサービスを売主に提供し、それらを一手に引き受けているからだ。スナップディールで買い物をした客が、売主と直接連絡を取り合うことはない。売主と排他的な長期関係を結び、カスタマーサービスを担うことにより、競合他社に狙われないよう保護壁を築いている。

 競合他社にはもちろん最大出資者のイーベイも含まれる。イーベイは、意欲的な成長戦略を掲げている。ネット通販企業にとって成長を生みだす重要な源になるのが、BRICsと呼ばれる新興のブラジル、ロシア、インド、中国市場だ。

 イーベイやアマゾンにとってインドのスナップディールのような企業に出資することは、成長著しい市場のシェアを手に入れ、欧米の競合他社の成長の機会を摘むことを意味する。

しかし、スナップディールには批判もある

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