韓国でサムスンと現代自動車の2大企業グループへの経済的依存が強まっている。
同国の企業評価サイト「CEOスコア」によると、韓国の国内総生産(GDP)における両グループの合計売上高の割合は2012年に35%に達し、08年の23.1%から拡大した。現地英字紙コリア・ヘラルドなどが報じた。
CEOスコア幹部は、同国内の企業48万2574社が納めた法人税47兆3000億ウォン(約4兆6165億円)のうち、両グループの納税分が20.6%に相当する9兆7000億ウォンだったと指摘。
「強い経済を実現するには、バランスの取れた成長が必要だ」と述べ、一部の大企業に依存する経済構造に疑問を投げかけた。