米非営利法人モジラは2月23日、自社開発のスマートフォン(高機能携帯電話)用基本ソフト(OS)「ファイアフォックスOS」を搭載した25ドル(約2500円)の激安スマホの販売を計画していると発表した。
中国やインドといった新興国では華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)、カルボンなどが100ドル(約1万円)前後の低価格スマホを販売しているが、それらの約4分の1という破格の安値を実現し、新興国市場での独り勝ちをめざす。モジラの激安戦略が新興国でのスマホの低価格競争を激化させるのは間違いなさそうだ。
米モジラ、新興国狙う
激安スマホの販売計画は、スペインのバルセロナで24日開幕した世界最大級の携帯端末見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2014」に先立ち、会見で明かされた。