ドコモがアイフォーン販売に踏み切ったことで「蜜月状態だったアンドロイド搭載端末最大手のサムスン電子との関係に秋風が吹いた」(MM総研)との見方もある。米調査会社によると、2012年10~12月に17%あったサムスン電子製スマホの国内シェアは、13年7~9月に10%を切るなど低下し続けている。
2月にスペイン・バルセロナで開催される世界最大の携帯電話会議「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」には、「タイゼンアソシエーションの共同ブースでタイゼン端末などを大々的に披露する」(ドコモの杉村領一プロダクツ部技術企画担当部長)が、ドコモのブースでタイゼン端末を紹介する予定はいまのところないという。