教室でのやりとりは基本的にすべて英語。専用バスでの送迎も行う。「子供たちはゲームや運動、工作などを通じて英語に親しみ、慣れてくれば、子供同士で自然に英語を話すようになる」と新会社を任された取締役の石澤一良さん(52)。週2回の預かりで月3万円(税抜き)から。月4千~8千円が主流の公立より割高だが、英語の差別化が受け、都市部を中心に現在は38校に増えた。
学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパン(東京)も23年2月、学童保育に参入した。学習塾の強みを生かし、算数や国語などを基礎から教えるコースを用意する。
保育専門の指導員を雇い、午後1時から子供を預かり、1日1、2コマの授業がついて月5万円(週5日、税抜き)。オプションで夕食などもつけられる。「低学年からしっかりと勉強をする習慣が身につけられる」と利用者の評判も上々という。