風邪やノロウイルス、インフルエンザなどが流行する季節。予防するには手洗い、うがいが欠かせない。親子で正しいやり方を身に付け、この冬を健康に乗り切りたい。(竹岡伸晃)
「ガラガラ、ペッ」
「手には黴菌(ばいきん)がいっぱい付いています。黴菌をやっつけるために、うがいと手洗いをしましょう」
11月中旬、葛西めぐみ幼稚園(東京都江戸川区)で行われた「徹底!手洗いラボ」主催の「徹底!手洗い教室」。みやのこどもクリニック(同)の宮野孝一(たかかず)院長が紙芝居で手洗いやうがいの大切さを説明。薬用せっけんを使い、実践形式で手洗いの方法を学んだ園児たちは「家でも頑張ってやってみたい」「お母さんにも教えてあげたい」などと口々に話していた。
宮野院長は「手や喉にはウイルスや細菌が付いている。取り除くには正しいやり方でうがい、手洗いをすることが大切」。帰宅後や食事前には必ず手洗いとうがいを、トイレから出た後も手洗いをする。