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まんまイタリア こだわりの一杯 カフェバール「エスプレッサメンテ イリー」

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まんまイタリア こだわりの一杯 カフェバール「エスプレッサメンテ イリー」

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店内で作られるオリジナルスイーツ「恋するティラミス」(580円)。いれたてのエスプレッソを自分でかけるのも楽しみの一つ  【食を楽しむ】

 本格的なエスプレッソやカプチーノを、もっと日常的に楽しみたい-。そんな人にお薦めなのが、都内を中心に国内に12店舗を展開するカフェバール「エスプレッサメンテ イリー」だ。多くのカフェが乱立する日本だが、本場イタリアの味を守るカフェは多くない。エスプレッサメンテ イリーなら、豆の原産地から焙煎、抽出までこだわった究極の一杯をいつでも楽しむことができる。

 見せる演出

 赤いインテリアで統一されたエスプレッサメンテ イリー 有楽町イトシア店の店内は、平日でも多くの人でにぎわっている。特徴的なのは、本場イタリアのバールをイメージして作られたカウンター。エスプレッソをいれるバリスタの動きが、カウンターからも見える。プロントコーポレーション・イリー担当の青木信行さんは「イタリアではバリスタがドリンクを作る手元を見せるのも、演出の一つです。イリーのカウンターも、配置にこだわってデザインされているんですよ」と胸を張る。

 そして、こだわり抜いたエスプレッソも格別だ。青木さんによれば、イリーで使われるコーヒー豆は、ブラジルやグアテマラの契約農家から購入。そうして集められた豆は、イリー本社があるイタリア・トリエステで焙煎され、ガスを充填(じゅうてん)させた特殊な缶に詰められて世界中に出荷されている。焙煎したコーヒー豆を、品質を損なうことなく出荷できる缶を世界で初めて開発したのもイリーだった。

 その豆を使ってさらにエスプレッソをおいしくしているのが、高い基準をクリアしたイリーのバリスタだ。イリーのバリスタは、最高の一杯を作るためのマニュアルを忠実に守りつつ、さらにその日の気温に合わせて豆のひき方や量を微調整する。「こだわった一杯は、ほかの店のエスプレッソとは香りも味わいも違います。ぜひ、体感してください」

 最高のハーモニー

 さらにイリーでしか飲めない一杯として人気を呼んでいるのが、このエスプレッソを使って作られるアイスのカプチーノ「ベルベットカプチーノ」だ。三層からなるカプチーノで、一番上の層には口当たりの柔らかなフローストミルク、一番下の層には甘みとコクを出すために厳選した牛乳を使用している。クリームの上には、ラテアートで3つのハートが描かれている。

 このカプチーノとともに人気を呼んでいるのが、お店ごとに手作りされるイリーオリジナルの「恋するティラミス」。一般的なティラミスはスポンジにエスプレッソを染みこませて作るが、恋するティラミスはいれたてのエスプレッソを食べるときにかける。マスカルポーネチーズのクリームとビスケット、エスプレッソのほろ苦みが最高のハーモニーを演出する。

 出勤前にエスプレッソで目を覚ましたり、休日をカプチーノで過ごしたり…。本場の味が楽しめるイリーで、日常を少しだけぜいたくにしてみよう。(今泉有美子、写真も/SANKEI EXPRESS

エスプレッサメンテ イリー 有楽町イトシア店

東京都千代田区有楽町2の7の1 有楽町イトシア地下1階 (電)03・5224・6181。営業時間:午前7時30分~午後11時

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