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ワインと恋バナで「ちょっと一杯」

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ワインと恋バナで「ちょっと一杯」

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根強いファンが多い「元祖!生ハムとサラミのてんこ盛り」(1280円)。一緒にイタリアの微発砲ワイン「ランブルスコ」を楽しむのが“ディプント流”  シックなインテリアと手軽な価格で楽しめるワインやおつまみで、働く女性を中心に人気を集めているワイン酒場「ディプント」。繁華街を中心に店舗を増やしているが、12月12日には14店舗目となる浜松町店がJR浜松町駅前にオープンしたと聞き、さっそく足を運んでみた。

 看板に思わず「クスッ」

 ディプント浜松町店は、都営地下鉄・大門駅からも歩いて30秒という好立地にある。店頭に掲げられた紫色の看板には、「恋バナの1つや2つ持ち込むこと」「終電を逃したら、とりあえずカンパイすること」などのキャッチコピーが。ディプントを運営するプロントコーポレーションのディプントグループ長、坪井大介さん(40)によれば、ユニークなキャッチを掲示した店はディプントでも初という。「お店のコンセプトを分かりやすく伝えたい…そんな発想から女性社員がアイデアを出しました。お店に入る前に、クスッと笑っていただけたら」

 店内は木目調のインテリアでまとめられ、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとお酒が楽しめる。最初の一杯はビールも悪くないが、ぜひ試してほしいのがサングリアだ。ディプントには定番のサングリアのほか、爽やかな炭酸とシャリシャリとしたフラッペがアクセントの「サングリア・スプリッツァー」(グラス480円)も。女子会なら、ほんのり甘いサングリアでおしゃれに乾杯してみては。

 女性の声をもとに誕生

 メニューを開くと、見た目も味もこだわる女子を満足させる料理がずらり。坪井さんのお薦めは、A3サイズほどの板の上に生ハムをびっしりと並べた「元祖!生ハムとサラミのてんこ盛り」(レギュラー1280円)。微発泡のイタリアワイン「ランブルスコ」(グラス600円)と楽しむスタイルが“ディプント流”だ。山盛りの生ハムは、値段からは想像できないコクのある本格的な味わい。ほのかに甘いランブルスコとの相性バツグンで、あっという間になくなってしまった。

 ほかにも、マッシュポテトにチーズを混ぜ、ブラックペッパーをたっぷりトッピングした「マ・チ・コ(マッシュポテトとチーズとコショウ)」などもお薦め。お通しのフワフワのパンは、おかわり自由なのでついつい食べ過ぎてしまう。最後は、鉄板で香ばしく焼き上げた「焼きパスタ」でシメるのがお薦めだ。

 ディプントは2009年、「もっと気軽にワインを楽しめるお店がほしい!」という女性の声をもとに誕生した。

 「ワインのお店は、ほかの居酒屋に比べて全体的に敷居が高く、平日の遅い時間から気軽に行けるお店が少ないと感じていました。大衆居酒屋よりもおしゃれで居心地がよく、それでいてビストロほど緊張しないお店ができないか…。そうして誕生したのがこのお店です」(坪井さん)

 深酒はしたくないけど、一日の疲れをちょっと癒やして帰りたい…。ディプントは、遅くまで働く女子の強い味方なのだ。(今泉有美子、写真も/SANKEI EXPRESS

 ■ディプント浜松町店 東京都港区浜松町1の27の8 (電)03・3434・1323 営業時間:昼は午前11時30分~午後2時30分、夜は午後5時~深夜0時(土は夜のみで午後11時まで、日祝は休)

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