SankeiBiz for mobile

女性を輝かせるセクシーさと機能性 MICHAEL KORS

 世代を超えて多くの女性に愛される、アメリカを代表するファッションブランド「MICHAEL KORS(マイケル・コース)」。スポーティーでシックなデザイン性とともに、機能性も追究したアメリカンラグジュアリーなスタイルが印象的だ。ブランドの根幹にあるのは、デザイナーのマイケル・コース氏が描く世界を飛行機で飛び回る女性“ジェットセッター”の像。そんなはつらつとした生き方を目指すすべての女性を応援してくれる、マイケル・コースの魅力に迫った。

 洗練されたデザイン

 人々がめまぐるしく動き、飛び回る街、ニューヨーク。世界中の夢と希望が集まったこの街で誕生し、はつらつと生きる女性に寄り添ってきたのがマイケル・コースというブランドだ。デザイナーのマイケル・コース氏が提案するアイテムは、そんな女性たちのライフスタイルをより輝いたものへ導く。

 例えば、世界中にブランドの名前を広めるきっかけになったアイコン的なバッグ「セルマ」。シンプルでコンパクトな長方形のバッグは、スタイリッシュでありながらマチが広くて機能的。鮮やかなイエローやブルーのレザーのほか、この冬は、クリスタルのジュエルなどを装飾したラグジュアリーなスタイルも登場している。

 「ニューヨークのファッションは、めまぐるしく動くハイペースな街の雰囲気を映し出したもの。すべてが収納できるのに、すっきりと見える洗練されたデザインのバッグも、そんな彼女たちに欠かせないアイテムではないかな」(マイケル氏)

 シックなロングドレス

 マイケル氏が提案するウエアにも、そんなエッセンスがぎゅっと詰まっている。印象的なのは、鮮やかなプリントが印刷されたシックなロングドレス。そのままリゾートで着るのもいいし、インパクトのあるジュエリーを合わせればパーティードレスとしても機能してくれる。

 「ニューヨーカーのワードローブは、スポーティーとセクシー、そしてグラムな服がバランスよく配分されている。リップスティックをさっと一塗りするだけで、ナイトアウト用に様変わりする服も欠かせないよね」

 また、大小さまざまなポケットを配置したジャケットなど、細かなところまで機能性を重視しているのも特徴だ。大胆な配色やセクシーなカッティングも、遊び心たっぷりのニューヨーカーをはじめ、世界中の活躍する女性たちに支持されている。

 キャリアウーマンの支持

 マイケル氏は1959年、ニューヨークのロングアイランドに生まれた。「ファッションに囲まれて育ったんだ。母と祖母は、靴の色合いについて何時間も議論を戦わせていたよ」

 FIT(ファッション工科大学)在学中にその才能を見いだされ、81年に自身のブランド「マイケル・コース」をスタート。98年にはセリーヌに招かれ、4シーズンにわたってクリエーティブ・ディレクターを務めた。カラーレザーを効果的に配置したバッグなどを次々と発表し、老舗ブランドを現代的で都会派キャリアウーマンの支持するブランドへと変身させた。

 社会貢献活動

 マイケル氏の知名度とともに、自身の名を冠したブランド「マイケル・コース」も次々にファンを獲得していく。愛好家の中には、アンジェリーナ・ジョリーやグウィネス・パルトロウ、リース・ウィザースプーンら大物女優が名を連ねる。また最近では、ミシェル・オバマ大統領夫人やファッションモデルのミランダ・カーが愛用しているシーンも話題になった。

 ブランドの成功とともに、CFDA(アメリカファッション協議会)のレディース・デザイナー・オブ・ザ・イヤーなどさまざまな賞も受賞。TIME誌が選ぶ世界で最も影響力のある100人にも選出された。「自分が好きなことを仕事にしているというのはこの上なく幸せだと思う。さまざまな受賞も、すべてが信じられないよ」

 またマイケル氏は、30年以上にわたり社会貢献活動を行ってきたデザイナーとしても知られる。その中でも代表的なのが、エイズなどの重い病気を抱えて職を失い、飢餓に苦しむ人々に食糧や栄養を届ける活動への貢献だ。さらに2013年からは、WFP(国連の世界食糧計画)とパートナーシップを組み、最初の試みとしてチャリティーウオッチを販売。時計1本につき、100食が飢餓に苦しむ子供たちに寄付される仕組みだ。

 日本でもファン続々

 アメリカでは長年にわたって親しまれてきたブランドだが、日本への本格的な上陸を果たしたのは約3年前。「ファッションに対して冒険することを恐れず、でもクラシカルな要素も重視する日本の女性たちのスタイルが好きだよ」とマイケル氏。東京の六本木や表参道などのオンリーショップでは、ウエアからバッグ、アクセサリーまでフルラインアップがそろうため、日本でも幅広い世代でファンが増えているようだ。

 忙しくても自分を磨くことを忘れない、そんなスタイルを世界中の女性に提供してきたマイケル氏。これからも、活躍する女性に輝きを与え続けるのだろう。(今泉有美子/SANKEI EXPRESS

MICHAEL KORS 六本木ヒルズ店

東京都港区六本木6の12の4 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り (電)03・5772・6726

商品に関する問い合わせ

マイケル・コース ジャパン (電)03・5772・4611 jp.michaelkors.com

ランキング