【上海=河崎真澄】中国の上海株式市場は春節(旧正月)連休明けの15日、市場全体の値動きを示す上海総合指数が午前の取引開始直後から、前営業日だった5日の終値比で2%を超える続落となり、節目の2700を一時割り込んだ。
原油安などを背景とした日米の先週までの株安を受け、上海で連休中にたまった「売り」のエネルギーが噴出した。だが、東京株式市場が上昇に転じたことを受けて買い戻しの動きも出て、2700をはさむ小動きに変わった。
同日午前10時(日本時間同11時)時点で、上海総合指数は同2・06%安の2706・53となっている。