2015.10.7 16:40
官邸に入る、行革相に決まった河野太郎衆院議員=7日、首相官邸(早坂洋祐撮影)【拡大】
【第3次安倍改造内閣】
■「河野洋平氏の息子」 河野太郎・行政改革担当相
政治家一族の3代目。祖父は河野一郎元農相、父は河野洋平元衆院議長。平成8年の小選挙区比例代表並立制の導入に伴い、洋平氏の選挙区が分割されたため、サラリーマンから転身して立候補し初当選。14年にはC型肝炎が悪化した洋平氏の生体肝移植のドナー(提供者)に。野党時代の21年、党総裁選に挑戦し谷垣禎一氏に敗れた。歯にきぬ着せぬ言動で自民党の“異端児”として知られる。
■「政務官として竹島の日式典に出席」 島尻安伊子・沖縄北方担当相
第2次安倍内閣で内閣府政務官兼復興政務官。島根県主催の「竹島の日」記念式典に政府関係者として初めて出席した。宮城県出身。結婚を機に沖縄県に移り、平成19年の参院補選で初当選。22年の参院選で公約に掲げた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を再選後に翻し、地元から批判を浴びたことがある。釣りが趣味。女性ならではの存在感をどこまで発揮できるか。