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「慰安婦」めぐる虚報 日韓合意でも展開 (3/4ページ)

2016.1.5 09:30

12月30日、韓国・首都ソウルの日本大使館前で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とちょんまげ姿に合成した尹炳世(ユン・ビョンセ)外相、安倍晋三(しんぞう)首相を組み合わせたコラージュ写真を掲げ、慰安婦問題をめぐる日韓合意に抗議する人=2015年(AP)

12月30日、韓国・首都ソウルの日本大使館前で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とちょんまげ姿に合成した尹炳世(ユン・ビョンセ)外相、安倍晋三(しんぞう)首相を組み合わせたコラージュ写真を掲げ、慰安婦問題をめぐる日韓合意に抗議する人=2015年(AP)【拡大】

 ただ、これらの社説は、「慰安婦問題」をめぐる偏見や事実誤認に基づく情報を含んでいた。

 まず、「慰安婦」をめぐる表現だ。

 先のニューヨーク・タイムズの社説は、慰安婦を見出しも含めて始終「sex slaves(性奴隷)」としていた。

 慰安婦が兵士の30倍の給金で募集されていたことなどを踏まえれば、「性奴隷」という用語は実態を反映していない。日本政府は国連の会合で、この表現は「不適切」だと訴えている。

 しかし、ガーディアン(電子版、12月28日)の大阪発の記事も、日韓が「最終的かつ不可逆的な解決」で合意したのは、「数万人のコリアン女性を戦時性奴隷として使った問題」だと伝えた。これでは、日本政府が「慰安婦は性奴隷だった」と認めているとの誤解を招く。

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