サイトマップ RSS

【安倍政権孝】安保法案 首相の足元にも不安材料 一太氏は勇み足 ヒゲ隊長は譲歩 (2/3ページ)

2015.8.3 15:30

参院平和安全法制特別委員会で、安倍晋三(しんぞう)首相(右)に話しかける鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)委員長(左)と佐藤正久筆頭理事(中)=2015年7月30日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

参院平和安全法制特別委員会で、安倍晋三(しんぞう)首相(右)に話しかける鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)委員長(左)と佐藤正久筆頭理事(中)=2015年7月30日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)【拡大】

 しかし自民党参院幹部は、「優しい性格からか、審議日程などの与野党交渉では野党に譲歩しがちだ」とも打ち明ける。佐藤氏は13年秋、特定秘密保護法案の参院質疑でも与党筆頭理事を務めたが、野党の遅延戦術に引きずられ、審議が難航。与党は12月6日だった臨時国会の会期末を法案成立のために2日間延長する事態に追い込まれた。

 今回の法案審議では、衆院段階でも与党筆頭理事だった江渡聡徳(えと・あきのり)前防衛相が「野党の要求を驚くほど丸飲み」(民主党国対幹部)して衆院採決の時期が遅れ、首相は今国会を9月27日まで大幅延長せざるを得なくなった。法案は、参院送付後60日たっても採決されない場合、衆院の3分の2以上の賛成で再可決できる憲法59条の「60日ルール」が担保されている。ただ審議の遅れが目立てば、世論の批判を不必要に強め、内閣支持率の下落傾向に拍車をかけかねない。

 特別委の鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)委員長も「起用が吉か凶か半々のばくち」(自民党参院幹部)という声がある。関係者によると、党幹部は今回の委員長人事について、派閥領袖級など複数に打診したが断られ、ようやく引き受けたのが鴻池氏だった。

「負け犬根性が思想として入っている」「苦労知らずの仲良し官邸団」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ