【京都うまいものめぐり】
「山水の美が彩る雅な佇まい」をコンセプトに3月1日、全館にわたる大規模リニューアルを実施した京都東急ホテル。地下1階にあるレストラン「オールデイダイニング風花(かざはな)」も、顧客にライブ感覚を楽しんでもらうためのオープンキッチンの導入や、中庭を眺めながら広々とした空間で食事が楽しめるような工夫を凝らし、新規顧客を開拓している。
ホテルの清水雅貴・マーケティングチーフ(43)によると、今回のリニューアルは「外国人客とホテルの宿泊者以外の若い世代の新規顧客の取り込みが狙い」といい、風花では、同じフロアにあったラウンジバーを移設させてワンフロアのレストランにリニューアルし、オープンキッチンを新設した。
広さ約414平方メートル(個室3室分を含む)の広々としたスペースに加え、天井も高いのでゆったりした雰囲気で食事が楽しめる。さらにダイニング78席と個室3室120席の計198席という規模は団体客の取り込みにも有利だ。