自動車レースの最高峰、F1で23年ぶりに復活した黄金コンビの「マクラーレン・ホンダ」。2015年シーズンで最も注目されるチームで、かつての“最強伝説”の復活を待ち望む日本のファンも多い。
開幕戦のオーストラリア・グランプリ(3月15日決勝、メルボルン)に向けて先日行われたテスト走行では、参加8チーム中最下位となり不安を残したが、チームの責任者は「まずは無事に実走できて安心した。あとは課題を克服していくだけで、心配は無用」と自信をみせる。
豪華陣容に熱視線
ホンダは今季、パワーユニット(エンジンおよびエネルギー回生システム)のサプライヤーとして7年ぶりにF1に復帰。そして、復活したマクラーレン・ホンダといえば、日本に空前のF1ブームを巻き起こした象徴的存在だ。1988年から92年までの5シーズンで通算44勝をマークし、ドライバーズとコンストラクターズの王座をともに4回獲得するという圧倒的な強さを誇った。