ホンダ新型セダン「グレイス」は“万全の品質” HVだけ展開した理由は? (1/3ページ)

2015.2.1 07:00

発表会でお披露目されたホンダのセダンタイプのハイブリッド車「グレイス」=平成26年12月、東京都港区

発表会でお披露目されたホンダのセダンタイプのハイブリッド車「グレイス」=平成26年12月、東京都港区【拡大】

 ホンダが昨年末に発売した新型ハイブリッド車(HV)「グレイス」は、主力小型車「フィット」のリコール(回収・無償修理)が相次いだ影響で、開発が滞っていた同社にとって約1年ぶりの新型車となった。

 フィットなどと主要部品を共通化して開発した小型セダンで、小回りの良さと室内空間の広さを両立。1500ccエンジンと高出力のモーターを組み合わせ、ガソリン1リットル当たり34.4キロの燃費を実現している。開発責任者を務めた本田技術研究所の広瀬敏和主任研究員は「HVセダンで革新を起こしたい」と強調する。

 --国内ではセダン離れが進むなかでの投入だ

 「市場調査をした結果、われわれが考えている以上にセダンを求めるお客さまが全国、特に地方にいることが分かった。話を聞くと、HVでトランクの付いた5ナンバー(小型車)の車の需要がすごくあった。これまでセダンに乗ってきた50~60代のユーザーには、使い勝手に加えてフォーマルさを求める人たちがまだいるということだ」

次に4ドアセダンを投入することで、コンパクトクラスを盤石にしたい

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。