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寝台特急「北斗星」引退…さまざまな思い 旅人乗せ、青く輝き続けた27年 (3/4ページ)

2015.2.4 17:00

有珠駅近くの撮影スポット、通称「S字」には連日多くの鉄道ファンが訪れる=2015年1月19日、北海道伊達市(鈴木健児撮影)

有珠駅近くの撮影スポット、通称「S字」には連日多くの鉄道ファンが訪れる=2015年1月19日、北海道伊達市(鈴木健児撮影)【拡大】

  • 有珠山をバックに北海道を駆け抜ける「北斗星」。北海道ではディーゼル機関車「DD51」の重連が牽引(けんいん)する=2015年1月18日、北海道伊達市(鈴木健児撮影)
  • 北斗星同様、引退が決まっているトワイライトエクスプレス=2015年1月15日、北海道伊達市(鈴木健児撮影)
  • 沿道の名所をアナウンスする車掌の斎藤洋治郎さん。小学生の頃から北斗星に乗務することが夢だったという=2015年1月15日、北海道伊達市(鈴木健児撮影)
  • 小学生の頃、ブルートレインに乗った経験を息子に伝えたくて親子旅をする西迫雄己さんと陽希くん=2015年1月14日、北海道内(鈴木健児撮影)
  • 雪を巻き上げて快走する北斗星=2015年1月18日、北海道伊達市(鈴木健児撮影)
  • 寝台特急「北斗星」の運行経路=2015年2月3日現在、北海道内

 ≪「ブルトレ」57年の旅 8月に終着≫

 函館から室蘭まで約200キロは非電化区間で架線がなく、午前中の光線の良い時間を走行するため、絶好の撮影スポットとなっている。

 通過する際には沿線でカメラを構えた鉄道ファンらの姿が車内から多数確認できた。

 食堂車で朝食を食べたり、ロビーで会った乗客との会話を楽しみながらゆったりとした時間を過ごした。雪の影響もあり1時間遅れて、正午過ぎに札幌駅に到着。約16時間+αの小旅行が終わった。

 神奈川県茅ケ崎市の西迫雄己(にしざこ・ゆうき)さん(38)は長男、陽希(はるき)君(6)と乗車。「小学生の頃、“ブルトレ”に乗って何度も九州の祖父母の家に行った。向かい合った夫婦と話したり、お菓子をもらって食べた記憶が懐かしい。自分の息子にもこの経験をさせたかった」と話す。

「小さな頃から北斗星に乗りたいと憧れ、念願かなってJR北海道の車掌になりました」

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