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「象徴」奪還 勢力誇示狙う 日本人殺害脅迫 「イスラム国」要求 (2/4ページ)

2015.1.27 09:10

2005年11月10日、ヨルダン・首都アンマンでサジダ・リシャウィ死刑囚が自爆テロを図ったホテルの外に立つ警察官(ロイター=共同)

2005年11月10日、ヨルダン・首都アンマンでサジダ・リシャウィ死刑囚が自爆テロを図ったホテルの外に立つ警察官(ロイター=共同)【拡大】

  • 2003年からのイラク戦争でテロ闘争を展開したザルカウィ容疑者(AP)
  • 2005年11月13日、ヨルダン国営テレビが放映した自爆攻撃用のベルトを体に巻いたサジダ・リシャウィ死刑囚の映像(AP)

 このホテルなど3カ所で約60人が死亡したヨルダン史上最悪のテロ。リシャウィ死刑囚は、イスラム国の前身「イラクの聖戦アルカーイダ組織」の元指導者、ザルカウィ容疑者の側近のきょうだいとされる「大物」(地元記者)だ。イスラム国やアルカーイダなど、イスラム過激派に関わる人間なら、誰もが知っている超有名テロリストと言っていい。

 仏襲撃事件に焦り

 イスラム国にとってみれば、組織のルーツにつながる象徴的人物を“奪還”できれば、PR効果は絶大で、衰えてきている勢いを再興できると考えているに違いない。特に、フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃テロ事件が、対立するライバル「アラビア半島のアルカーイダ」の主導で起こされた直後だけに、何かセンセーショナルなことを巻き起こし、反転攻勢のきっかけとするもくろみだろう。

ザルカウィ系主流か

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