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【イスラム国殺害脅迫】「イスラム国」 身代金なぜ取り下げ (1/5ページ)

2015.1.26 09:30

2005年11月10日、サジダ・リシャウィ死刑囚がかかわった爆弾テロ事件が起きたヨルダン・首都アンマンのホテルの結婚式会場を片付ける人々(ロイター)

2005年11月10日、サジダ・リシャウィ死刑囚がかかわった爆弾テロ事件が起きたヨルダン・首都アンマンのホテルの結婚式会場を片付ける人々(ロイター)【拡大】

  • 2005年11月、ヨルダン国営テレビが放映したイラク人女性、サジダ・リシャウィ死刑囚(AP)
  • 【イスラム国殺害脅迫】ネット上のメッセージ=2015年1月24日
  • イスラム国が身代金を求める構図=2015年1月22日現在
  • 【イスラム国殺害脅迫】邦人人質事件の経過=2014年7月28日~2015年1月25日
  • 過激派「イスラム国」とみられるグループが1月20日発表したビデオ声明の全文=2015年
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」=2015年1月25日現在

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)が、湯川遥菜(はるな)さん(42)の殺害場面だとする写真を持った画像が公開された。イスラム国が新たな要求を突きつけ、事態がめまぐるしく移り変わる中、いくつかの疑問が浮上している。

 重要な死刑囚

 イスラム国は今回、後藤さんの解放と引きかえに、2005年11月にヨルダンの首都アンマンの連続ホテル爆破テロに関与したとして死刑判決を受け、ヨルダンで収監中のイラク人女性、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めた。

 リシャウィ死刑囚はどれほどの重要性を持つ人物なのか。アラブのメディアによると、1970年生まれのリシャウィ死刑囚は2005年、夫のフセイン・シャマリ容疑者とともにアンマン市内のホテルで自爆テロを図ったが、爆弾が爆発せず失敗。シャマリ容疑者はその場で自爆した。この事件では別の2つのホテルなども標的となり、少なくとも計60人が死亡している。

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