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いろんな解釈できる 何度も見直した 映画「自由が丘で」 加瀬亮さんインタビュー (1/4ページ)

2014.12.12 13:05

「どういうわけかホン・サンス監督と僕は感性が合うんですよ」と語る、俳優の加瀬亮さん=2014年10月29日、東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)

「どういうわけかホン・サンス監督と僕は感性が合うんですよ」と語る、俳優の加瀬亮さん=2014年10月29日、東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「自由が丘で」(サン・ホンス監督)。12月13日公開(スリーピン提供)。(C)2014_Jeonwonsa_Film_Co.All_Rights_Reserved.

 クリント・イーストウッド(84)、ミシェル・ゴンドリー(51)、アッバス・キアロスタミ(74)-。国籍も価値観も作風もまるで違う名匠たちの作品に積極的に出演することで、加瀬亮(40)は少しずつ自身の演技に独特の奥行きを与えてきた。そんな加瀬がもう一本、名匠の新作を自分のフィルモグラフィーに加えることになる。

 韓国のホン・サンス(53)が監督兼脚本を務めた「自由が丘で」(英語作品)。青春時代の忘れ物を静かに探し続ける1人の男の姿が叙情豊かに描かれている。かつての恋人クォン(ソ・ヨンファ)を忘れることができず、モリ(加瀬)は彼女が暮らすソウルに向かった。だが、行方は一向に分からない。モリはゲストハウスに宿を取り、彼女にあてた日記風の手紙を書き始める。ほどなく近くのカフェ「自由が丘」の女主人(ムン・ソリ)と急接近し…。

 撮影当日30分で台本暗記

 加瀬が初対面のホン監督から出演を打診されたのは2年前、東京都内の映画館でのことだった。「3人のアンヌ」のPRで来日していたホン監督と雑誌の対談で意気投合し、終了後も喫煙室に場所を変え、映画談議に夢中になった。

「撮影現場で何かを次々と体験していくという感じ」

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