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イスラエルの「マッチョな国民性」にインスパイア 映画「オオカミは嘘をつく」 (1/2ページ)

2014.11.21 15:40

アハロン・ケシャレス監督(右)とナヴォット・パプシャド監督=2014年10月8日、東京都港区(小野淳一撮影)

アハロン・ケシャレス監督(右)とナヴォット・パプシャド監督=2014年10月8日、東京都港区(小野淳一撮影)【拡大】

 □アハロン・ケシャレス&ナボット・パプシャド両監督に聞く

 イスラエルのテルアビブ大学で映画の魅力を伝えてきた教師のアハロン・ケシャレス(38)と、教え子のナボット・パプシャド(34)が監督と脚本を担当し、2作目のクライム・サスペンス「オオカミは嘘をつく」を作り上げた。

 ある日、森の中で少女の惨殺死体が発見された。少女の頭部は切断され、行方が分からなくなっていた。強引な手法で独自捜査を進める刑事のミッキ(リオール・アシュケナズィ)は、虫も殺せない顔をした地元の中学教師、ドロール(ロテム・ケイナン)を容疑者として拘束する。だが、そこへ少女の復讐を果たそうとする父親、ギディ(ツァヒ・グラッド)が現れ、ミッキとドロールを拉致して自宅へ連れて行き、ドロールに拷問を始める。

当然と考えてきた正義/悲劇の連鎖

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