サイトマップ RSS

冬こそ軽い運動を 大和田潔 (2/2ページ)

2014.12.8 11:15

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 真冬のお正月に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)のランナーは、待機中は保温のコートを着ていますが、走るときにはタンクトップに短パンです。全力疾走を継続している彼らの体内には、大量の熱が発生していて寒くないわけです。

 私たちも、彼らをほんの少し見習うとよいと思っています。男性が女性より冷え性が少ないのは、筋肉量が多いため発熱量が大きいからともいわれています。外に出て軽い運動をおこなうことは、筋肉を発熱させて熱源を体内に作りつつ、改善した血流で体の隅々まで運ぶという合理的なものです。

 体を動かすことは、体温調節を一定に保つ自律神経を鍛えます。古式ゆかしい「寒空の下で手足を動かして乾布摩擦(かんぷまさつ)」というのは、免疫をつかさどる皮膚のランゲルハンス細胞を賦活(ふかつ)するという意味でも、合理的なのかもしれません。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ