サイトマップ RSS

栄養管理と運動と薬剤 大和田潔 (1/2ページ)

2014.10.20 09:50

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 【青信号で今週も】

 前回リンゴの皮や樹皮に含まれるフロリジンから、SGLT2阻害薬という糖尿病の薬剤が日本で開発されたことをお伝えいたしました。日本の土壌菌からさまざまな抗生物質や抗がん剤、免疫抑制剤が開発されました。自然のものから薬剤を発見して作りだすというのは、自然と生きる日本人らしい長所です。

 「昔よりすぐれた薬剤が使えるようになったのだから、栄養管理や運動なんかしなくてもいいのでは?」。あるいは「具合が悪くなったら薬を飲めばいいんじゃない?」と私たちは思いたくなります。おいしいものを制限したり、体を動かしたりすることに比べたら、小さな錠剤を飲む方がずっと楽に思えます。実際、栄養指導を始めた患者さんが「薬だけでいい」とおっしゃられたり、来院されなくなってしまったことがあります。そんな時には、患者さんにお会いできなくなってしまうぐらいなら、薬だけ処方していた方がよかったかもしれないという考えも頭をよぎります。

エキスパート管理栄養士である「専門栄養相談士」の存在

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ