そんな中、大会では、音に合わせて主に足を使ったステップで自らを表現する「ハウス」部門で日本代表のSHUHO(シュウホウ)が世界チャンピオンに輝いた。
ハウスダンスの本場ニューヨークで修業し、現地の世界的な団体に籍を置く傍ら、被災地である故郷の岩手県のためにも精力的に活動している彼の優勝には、日本のダンスファンのみならず各国のサポーターからも温かい声援が送られた。
10年前に東京・六本木の小さなクラブで生まれたダンスイベントは、今や世界の人々を魅了するエンターテインメントへと進化しつつある。(EX編集部/SANKEI EXPRESS)
■「DANCE@LIVE」 DJの選曲に合わせ、即興でダンスの技を見せ合い、審査員が勝敗を下すストリートダンス特有の文化にならったダンスバトルの全国大会。2005年に始まり、年を追うごとに規模を拡大し、08年からは両国国技館で決勝戦を開催。昨年(2013年)から「WORLD CUP」へと飛躍し、世界のダンサーがそのタイトルを狙って参加するイベントに成長した。