昨今、義務教育にも組み込まれ、われわれ日本人にもその存在が定着しつつある「ストリートダンス」や「ヒップホップダンス」。全国津々浦々で毎週必ずといってよいほど行われている「ダンスバトル」という文化をご存じだろうか?
DJが選曲する曲に合わせ、その場のフィーリングをダンスで表現し合い、勝敗を決めるというものである。
世界的な大会はまだ数えるほどしかないが、「DANCE@LIVE WORLD CUP」と銘打たれた日本発の国際的な大会が7月6日、台湾の新北市で行われ、ハウスダンス部門で日本人が優勝を飾った。
ブラジルがサッカーの「WORLD CUP」で熱くなっているその裏で、音楽とダンスのスタイルによって分けられた4つの種目で、1年を通して世界15カ国で予選を勝ち上がってきた選手たちが世界一を競い合う。
会場が放つ熱気は本家「WORLD CUP」にも引けを取らないほどであり、頂点を競い、演じられたバトルは心を揺さぶる、熱いものだった。