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【ブラジルW杯】日本、1次リーグ敗退 岡崎 意地のダイビングヘッド (1/3ページ)

2014.6.26 10:35

【C組】前半終了間際、岡崎慎司(左、マインツ)は、体をひねりながらヘディングで同点ゴールを決めた=2014年6月24日、ブラジル・マットグロッソ州クイアバ(共同)

【C組】前半終了間際、岡崎慎司(左、マインツ)は、体をひねりながらヘディングで同点ゴールを決めた=2014年6月24日、ブラジル・マットグロッソ州クイアバ(共同)【拡大】

  • 【C組】キャプテンマークを左腕に巻き、懸命のディフェンスをする長谷部誠(右、ニュルンベルク)。コロンビアの速いカウンターに屈した=2014年6月24日、ブラジル・マットグロッソ州クイアバ(共同)
  • 【ブラジルW杯】1次リーグ勝敗表(C組、D組)=2014年6月25日現在、※コロンビア、ギリシャ、コスタリカ、ウルグアイは決勝トーナメント進出。コートジボワール、日本、イタリア、イングランドは1次リーグ敗退決定
  • 【サッカーW杯ブラジル大会】日本代表=2014年5月12日、※カッコ内は所属、W杯代表選出歴、□内はW杯代表選出回数
  • 2014年サッカーW杯ブラジル大会出場チーム=2013年11月20日(ウルグアイ時間)、※□数字は出場回数。ドイツは旧西ドイツを含む
  • 【ブラジルW杯】日本代表のベースキャンプ地と試合日程[1次リーグ]=2014年6月、※開始時間は予定、現地時間。カッコ内は日本時間
  • 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(サッカー)の公式マスコット「フレコ(Fuleco)」。フレコはポルトガル語でサッカーを意味する「futebol」と、エコロジーを意味する「ecologia」を組み合わせた造語。ブラジルの固有種で、絶滅の恐れがあるミツオビアルマジロを採用した。
  • サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会=2014年6月12日~7月13日

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグC組最終戦。日本はコロンビアに先制され、0-1で迎えた前半終了間際。岡崎慎司(28)は、DFを背負いながら本田圭佑(けいすけ、28)の右クロスに合わせて跳んだ。空中で身をひねり、頭でゴール右隅へ。自身の原点といえるヘディングで意地を示したが、後半途中に退いた後は失点を重ねる仲間をぼうぜんと見守るしかなかった。「自分の好きなところに球がくれば仕事ができた。でもW杯はそれだけじゃない。本当に力不足」と目を伏せた。

 ▽1次リーグC組

日本 1(前半1-1、後半0-3)4 コロンビア

 3試合とも守備に忙殺された。ギリシャ戦まではシュートなし。エースの期待を寄せられながらの不振だった。初ゴールにも「国と国との真剣勝負で勝つには総合力が問われる。自分は何もできなかった」と悔しさだけが残った。

 無心で2つのモットーを表現しようとした。一つはゴールで示した「一生ダイビングヘッド」。もう一つは「何事でも全力」だ。昨年(2013年)11月、兵庫・滝川二高時代からの友人宛てに携帯メールで心境をつづった。

 「みんなきれいなサッカーにこだわるけど、俺は自分の良さで勝負したい。人が80%でやることも100%でやる。だから滑って転ぶこともある。転んだら立てばいいんや」。その泥臭さは今の代表チームの中で独特の存在感があった。

ピッチに崩れ落ちたサムライブルー

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