サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退の危機にある日本は6月22日、ベースキャンプ地イトゥで約2時間調整し、24日午後4時(日本時間25日午前5時)開始の1次リーグC組最終戦のコロンビア戦に向けて戦術練習などを行った。日本は2試合を終えて1分け1敗の勝ち点1でC組3位。決勝トーナメント進出は首位のコロンビアに勝った上で、さらに他の試合の結果次第となる。コロンビアとの過去の対戦成績は日本の1分け1敗。
「信念曲げるつもりない」
22日の練習前にはミーティングを行い、コロンビアの試合映像を見るなどして対策を確認した。報道陣に公開された冒頭では、本田圭佑(けいすけ、28)らが5人一組でのボール回しやシュート練習に取り組んだ。21日が休養日で2日ぶりの全体練習となった。主将の長谷部誠(30)は「他力の部分はあるけど、勝って次に行くという強い気持ちを全員がどれだけ持てるかで変わってくる」と気合十分に話した。