エクアドル、決勝に望み
サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は第9日の6月20日、クチリバなどで1次リーグ第2戦の3試合が行われ、E組ではエクアドルがホンジュラスを2-1で下して初勝利をつかみ、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。この試合でエクアドルのFW、エンネル・バレンシア(24)は2点を挙げ、2試合でチームの全3得点をマークする大活躍。大会前には国際的に全く無名だったが、昨年7月に27歳で急逝した代表の大エース、クリスティアン・ベニテスの代役として抜擢(ばってき)された選手だ。試合後、バレンシアは「彼(ベニテス)は常に僕らの心にいる。次戦(フランス戦)も必ず勝つ」と誓った。
▽1次リーグE組
ホンジュラス 1(前半1-1、後半0-1)2 エクアドル
初戦のスイス戦を1-2で落としたエクアドルにとって、後がない試合だったが、前半31分、コストリーのゴールでホンジュラスに先制点を許した。