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【ブラジルW杯】ヒラリヒラリかわして メッシの左キラリ (1/3ページ)

2014.6.17 06:45

  • 2014年サッカーW杯ブラジル大会出場チーム=2013年11月20日(ウルグアイ時間)、※□数字は出場回数。ドイツは旧西ドイツを含む
  • 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(サッカー)の公式マスコット「フレコ(Fuleco)」。フレコはポルトガル語でサッカーを意味する「futebol」と、エコロジーを意味する「ecologia」を組み合わせた造語。ブラジルの固有種で、絶滅の恐れがあるミツオビアルマジロを採用した。
  • サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会=2014年6月12日~7月13日

 ≪重圧「吹っ切れた」 マラドーナ伝説再現へ≫

 アルゼンチンの至宝、リオネル・メッシ(26)=バルセロナ=が、3度目のW杯の初戦でついに輝きを放った。サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会第4日は6月15日、リオデジャネイロなどで1次リーグの3試合が行われ、3度目の優勝を目指すF組のアルゼンチンは大黒柱のメッシがゴールを決め、初出場のボスニア・ヘルツェゴビナを2-1で退けて白星発進した。前回大会は無得点に終わっていたメッシは、真骨頂の高速ドリブルシュートを決めると珍しく狂喜。チームメートが歓喜の輪から離れると、両拳を突き上げて母国のサポーターの大歓声に応えた。

 ▽1次リーグF組

アルゼンチン 2(前半1-0、後半1-1)1 ボスニア・ヘルツェゴビナ

 幻惑高速ドリブル

 まずは守備を重視し、「5-3-2」のフォーメーションを敷いた前半のアルゼンチンは、28年ぶりの優勝を狙うには物足りない内容だった。3分にメッシの左FKがオウンゴールを誘ったが、その後はパスミスが多く、前線に効果的なボールが出ない。しかし、後半はメッシを生かすための「メッシ・システム」ともいうべき「4-3-3」にフォーメーションを変えると、攻撃の迫力が増した。

母国では「国を捨てた選手」と批判する声も

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