サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表は、6月14日午後10時(日本時間15日午前10時)からブラジル北東部レシフェでコートジボワールとの1次リーグC組初戦に臨む。アルベルト・ザッケローニ監督(61)の下で変貌した攻撃的なサムライブルーが、4年間の成果を試す。勝利の鍵を握る、エースナンバー「10」を背負った香川真司(25)=マンチェスター・ユナイテッド=は「4年間、自分たちのサッカーを追求してきた。勝って日本のサッカーを世界に知らしめたい。一人一人重圧はあるが、それを力に変えて全員でハードに戦う」と、W杯初陣を前に決意を語った。
ザッケローニ監督は13日の記者会見で「チーム状態は良好。W杯のような大会は、入り方が非常に重要だ。選手たちはこれまで見せてきた中で最高のプレーを実践してほしい」と初戦にかける意気込みを口にした。