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【軍事情勢】ネルー印首相の命縮めた中国「対話と協調」戦略 (1/5ページ)

2014.6.15 08:36

印中両軍が国境で武力衝突した1959年9月、この年インドに亡命したダライ・ラマ14世(左)と話すネルー印首相=ニューデリー(AP)

印中両軍が国境で武力衝突した1959年9月、この年インドに亡命したダライ・ラマ14世(左)と話すネルー印首相=ニューデリー(AP)【拡大】

 中国と条約締結や協議をするときの要諦は健康ではないか。防衛相訪中にあたり、随員候補が甲乙付け難い場合、酒豪を帯同する。度数の高い酒で、倒れる寸前まで「乾杯!」を繰り返す“熱烈歓迎”から大臣を「防衛」するためだ。

 翌朝、ホテルの部屋で倒れていた自衛官も実在する。だが、二日酔いより心臓麻痺が断然怖い。小欄は、インドの初代首相ジャワハルラール・ネルー(1889~1964年)が心臓麻痺で亡くなった原因の一つは、後述するが、中国の計算され尽くした謀略だったと信じている。もっとも、謀略でなくとも、彼の国の非常識には心臓麻痺を起こしそうになる。

 CIC視察希望の非常識

 印英字紙ザ・ヒンドゥー(電子版)が4月に報じた中国海軍総司令官・呉勝利大将(68)の行動は正気とは思えなかった。呉大将ら中国軍一行は、青島(チンタオ)寄港中の印海軍ミサイル・フリゲートを訪問。その際、随員が「(絶大な権力を持つ)共産党中央軍事委員会委員でもある呉大将が《CIC=戦闘指揮所》視察を熱心に希望されている」と、許可を要求したという。有り得ない話だ。

接遇した印海軍艦長は驚く以前に「???」だったはず

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