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【都知事選】「沈黙破った殿」 細川氏出馬決断 東国原氏は不出馬の意向           (3/4ページ)

2014.1.11 07:30

細川護煕(もりひろ)元首相の歩み=1938年1月~1998年5月

細川護煕(もりひろ)元首相の歩み=1938年1月~1998年5月【拡大】

  • 都議会自民党の総会に出席後、取材に応じる舛添(ますぞえ)要一氏=2014年1月9日、東京都庁(財満朝則撮影)
  • 前日弁連会長の宇都宮健児氏=2012年11月9日、衆院第一議員会館(小野淳一撮影)
  • 都知事選出馬を表明した会見を終え、日本(にっぽん)維新の会の石原慎太郎共同代表(右)と握手を交わす元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏=2014年1月7日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

 ≪「脱原発」で小泉氏と気脈通じる≫

 1998(平成10)年に政界から去り、陶芸の世界に身を置いてきた細川元首相が、都知事選出馬を決断した。直接のきっかけは、小泉元首相と「脱原発」で意気投合したことによるものだ。実は、2人は現役時代にも民間有識者を交えた「行革研究会」を立ち上げるなど気脈が通じる部分があった。

 「勝ち負けではない。もうやるしかない」

 細川氏は出馬の決意にあたり、周辺にこう伝えた。

 細川氏を都知事選に推す声は昨年(2012年)12月、猪瀬前知事の辞職直後から民主党を中心に広がっていた。細川氏は、その時点では踏ん切りがつかずにいた。「他の目玉候補」が出てくる可能性に躊躇(ちゅうちょ)したのだ。

 ただ、布石は打っていた。12月の小泉氏との会談では、猪瀬氏が辞職するかどうか不透明な中、「脱原発」で意見が一致。さらに小泉氏はこう促した。

 「知事選に出たらどうだ」

 細川氏も「小泉さんこそ出たらどうか」と向けるなど、互いに都知事選を意識するようになり、距離が急速に縮まっていた。

小泉純一郎元首相 「細川(護煕)氏は節目節目で、また引っ張り出されてくるのじゃないかな」

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