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【都知事選】「沈黙破った殿」 細川氏出馬決断 東国原氏は不出馬の意向           (2/4ページ)

2014.1.11 07:30

細川護煕(もりひろ)元首相の歩み=1938年1月~1998年5月

細川護煕(もりひろ)元首相の歩み=1938年1月~1998年5月【拡大】

  • 都議会自民党の総会に出席後、取材に応じる舛添(ますぞえ)要一氏=2014年1月9日、東京都庁(財満朝則撮影)
  • 前日弁連会長の宇都宮健児氏=2012年11月9日、衆院第一議員会館(小野淳一撮影)
  • 都知事選出馬を表明した会見を終え、日本(にっぽん)維新の会の石原慎太郎共同代表(右)と握手を交わす元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏=2014年1月7日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

 都知事選をめぐり、民主党が細川氏を「最有力候補」と位置付け、出馬を打診していた。細川氏は、幅広い都民の支持を得たい意向で、特定政党の推薦や支持を得ず、無所属で選挙に臨む考えだ。同時に、選挙戦を有利に進めるためにも、国民に根強い人気がある小泉氏の協力を得ることにしている。選挙公約では「脱原発」のほか、財政改革を柱に訴える見込みだ。

 細川氏は、1971年に自民党公認で参院初当選。熊本県知事を経て、92年に日本(にほん)新党を結成、代表に就任。92年7月に参院議員に復帰し、93年7月に衆院初当選。93年8月から94年4月まで首相として非自民8党派による連立内閣を率いた。98年、還暦を区切りに政界を引退し、陶芸家として活動していた。

 一方、前宮崎県知事で昨年12月に衆院議員を辞職した東国原(ひがしこくばる)英夫氏(56)は10日、千葉市内で記者団に対し、「出馬しないととってもらってもいい」と述べ、不出馬の意向を表明した。

「脱原発」で小泉純一郎氏と気脈通じる

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