時価発行総額で1位から11位までを独占しているのは、アップル以下アメリカ企業である。アメリカ企業以外でトヨタより上位にランキングされているのは、中国企業3社、スイス企業3社、香港企業1社、ベルギー企業1社の計8社しかない。50位まで枠を広げても、ランクインしているのは、ほとんどがアメリカ企業である。
日本企業の活力がビリオネア形成を阻んでいる!?
注意すべきは、儲かっているアメリカ企業のトップなら誰でもビリオネアになれる訳ではないということだ。
創業者かオーナー経営者として株式をたくさん保有しているか否か。つまり、企業業績が好調で巨額の配当を得られるかどうか。そこがビリオネアになれるかどうかの分かれ道だ。
それは「2016年版ビリオネアランキング」のべスト20を見ると、そのことがよくわかる。