自分の労力が金銭的価値である「給与」となって返ってきたものですから、お金を大事にすることは、ある意味自分自身を大事にすることと同義です。そのお金でモノやサービスを購入するというのは、大切なお金を手放して得る「交換」ですから、当然自分の人生に役立たなければ、お金がもったいないです。
お金を大事にする、ひいては自分自身を大事にする、そして、交換で得たモノやサービスに心から満足する--。そんな身近なところから自分なりの「正しいお金の使い方」を身につける意識を持ってほしいなと思います。
細く長く「働いて稼いで貯める」方法
[当たり前だけどきちんとしたいお金の話:その2]
▼長く働くことを意識しよう
いま社会保険料や税金が上がりつつあるのはご存じでしょう。そのため、同じ年収でも手取り収入(可処分所得)はかえって減ってしまうこともあります。この背景にあるのは少子高齢化ですが、それはこれからが本番。さらに可処分所得が減少するリスクは低いとは言えません。